12日目 僕にできることって何だろう。
こんばんわ。
久しぶりに早い時間に帰ってきました、たいぞうです。
(これから風呂なので、今日はゆっくり入りたいところ…)
実は、先日たまたま富山市で、ずっと会いたかった方々に出会う機会がありました。
そして なんと偶然にも…
それは、その日の昼過ぎに、ちょうど僕は知人とその方々のお話をしていた矢先のことだったのです。
もちろん、僕はその偶然の出会いに対して、すっごく嬉しい思いでいっぱいでした。
僕の中での大大大大先輩の方々と、お話をさせてもらい、意見も交換でき何ともありがたい限りです…。
僕はこう思うのです。
地道に自分が成し遂げたいことを続けていれば、いつかきっと何かの糸口が見えてくると。
して、たとえその努力は誰に見られていなくても、それはどこかで必ず実を結ぶもの
だと。
僕には秀でたスキルや賢い頭があるわけではありません。
でも。いや、だからこそ、自分が身のまわりのことで出来ることってなんだろうと考えるのです。
たとえそれがちっぽけなことでも。
自分ができることに大小なんてなくて、ただそこに相手を思う気持ちがあるかどうか。
そう、思うわけなのです。
たいぞうでした。
10日目 朝風呂へ
こんばんわ。
そろそろ商店街に来てから一週間が過ぎて慣れきた、たいぞうです。
昨日の夜のこと。
いつもより少し早めにお店に帰ることができたので、せっかくだから今日はゆっくりお風呂に入ろうと準備をして街へ。
(いつもは帰宅が遅いので、銭湯へ行くにしてもバタバタしてしまうのです…)
僕の住んでいるところから銭湯までは、歩いて5〜6分くらい。
そこの銭湯はなんとも昔ながらの雰囲気が漂っていて、今でも番台さんが受付をしています。
湯船は1つだけですが、その銭湯全体がかもし出しているレトロ感がなんともたまりません。
そんなとっても良い銭湯にいつも僕は閉店間際に行き、バタバタとしてるので、
「やっと今日はゆっくりお風呂に入れるぞ」と少し嬉しい気持ちになっていました。
しかし銭湯に近づくにつれて、だんだん嫌な予感が…
そして銭湯の前に来た時に、初めて思い出しました。
「あ、今日、定休日だった。」
一応、もしかしたらドアが開いて
「休みだけど、どうぞ。」
とお風呂の神様が言ってくれるかなと思い、自動ドアの前まで。
5秒くらい念じてみましたが、やはり誰も出てきません。
「やっぱり神様も冬眠中か。」
と諦めて、お家に戻ることにしました…。
すると帰り道、ふと久しぶりに朝風呂をしようと思いついたのです。
ということで、朝とっても早起きをして学校の前に劔の湯で朝風呂をしてきました。
朝から天然温泉はとってもいいですね。
何と言っても、いつもと違う1日がそこから始まるみたいな気持ちになり、1日中とってもワクワクでした。
僕たちはお風呂に入ることで、もしかしたら昨日の自分から脱皮しているのかもしれません。
たいぞうでした。
8日目 まちのカケラ
こんばんわ。
本日も某呉服店から、たいぞうです。
さて富山県の皆さん、この冊子をご存知でしょうか?
これは富山市商店街の方たちの、それぞれの これまでの街での記憶 や 思い描いているこれからの街 についての取材を冊子にまとめたものです。
元々は慶應義塾大学SFC 加藤先生の「場のチカラ プロジェクト」の一環で、この冊子には慶應義塾の学生がこの街でフィールドワークをして集めてきた街の思いが詰まっています。
実際に、僕もこの冊子を読んでみて、やっぱり街にはたくさんの記憶が眠っているのだなと感じました。
しかし、それはどこの地域においても同じことが言えるかもしれません。
ただ、その人たちにとってはこの商店街が何か特別な場所だったからこそ、それは人々の記憶に残り、その街を思い出すような一種の街の象徴にもなっているのではと思います。
それは、もしかしたら…
親との特別な場所かもしれない。
学生時代に友達と遊びまわった場所かもしれない。
大人になっても帰れる唯一の場所かもしれない。
この商店街にはたくさんの思いが眠っています。
しかし、その思いには決して良い悪いはなく、それぞれ別の大事にしている記憶からこれからの街を作りたいと考え、いろんな行動を起こします。
僕はこう思うのです。
その街に対する気持ちを無理に一つにするのではなく、一緒に共有することだけでもできればいいなあと。
いろんな立場の人がいます。
いろんな見方の人がいます。
街には ”いろんな” 人が居ていいと思うのです。
ただそこで争う必要はなく、まずは、それぞれの思いや記憶を大事にすることから始めてみませんか。
”まずは” でいいので。
難しいことは置いておいて、みんなの大事な記憶を辿る。
そんなことが出来れば、素敵ではないですか。
そんなことを思う、たいぞうでした。
7日目 今日はちゃんと洗えました。
こんばんは。
何かと毎日が過ぎるのが早いなあと感じている、たいぞうです。
そして 今日はちゃんと湯飲みを洗うことができました。
やっぱり僕にはワインより、お茶を飲めとのことらしいです…。
お決まりのようですが皿を洗いながら、今日も僕はふとこう思ったのです。
人間関係も湯飲みのみたいに頑丈に見えて、意外と脆いものなんじゃないかなあと。
まだ青二才の僕ですが、転勤族というカテゴリーの中で、これまでたくさんの人間関係の輪の中で生きてきました。
しかし、どこへ行ってもよそ者はよそ者で、数年が経ち、仲良くなったつもりでもやはりどこかに薄い膜が張ってあるように感じるのです。
想像以上にこの体験は、その後の僕をも苦しめました。
友達とも仲良くなりたいのに何故か心の底から打ち解けることができなかったり、自分に非をつくらないように周りに当たったり…。
でも少しずつそんな僕の”城壁”を溶かしていってくれたことがあります。
それは周りにいる人たちと一緒に笑うことです。
なんとも単純で当たり前のようなことですが、僕にはそれが一番幸せな時間で、何気ない冗談を言い合って笑うことができれば、もう何も怖くないと思えたのです。
だから僕はたまに(いや毎分…?)つい、くだらないことを言ってしまいます。
だから僕はたまに(いや、毎日…?)いらないお節介をしてしまいます。
それでも僕はこう思うのです。
今日は食器をきれいに洗うことができて、本当に良かった。
たいぞうでした。
5日目 大事なワイングラスを割ってしまいました。
みなさん、こんばんは。
今日は健康的に早めの投稿、たいぞうです。
仮住まいをしているお店に帰ると珍しく、キッチンに洗い物が!
やっと僕にも力になれそうなことがあったと思い、ウキウキしながらワイングラスを洗っていました。
冬の冷たい水なんかお構いなしに。
そう、とても順調に。
しかし次の瞬間、ふと気をぬいた隙に…
「パリンッ…ガシャン」
おお。神よ…。
何ていうことでしょう。
これまでウキウキしてた僕をおとしめるかのように。
まるでワイングラスが、獲れたての氷見の寒ブリのようにピチピチと手の中で踊っているではありませんか。
そこで負けじと逃がすものかとつかみ掛かった僕でしたが、それはさらなる悲劇を生むだけでした。
冷え切った手はうまく動かず、ガラスを滑らせ、さらに洗い場にあったもう一個にまで被害は広がり二個ともバキバキに…。
さっきまでのウキウキ顔は何処へやら。
大事なワイングラスを割ってしまって、さらにお手間をおかけすることになっていましました。
なんて世界は残酷なんだと、思った日でした。
商店街は今日も平和です。
たいぞうでした。
4日目 物件視察に行ってきました
こんばんは。
仮居住中の現在は、あいにくスニーカーしか持ち合わせていない、たいぞうです。
雪を踏まずに済むよう、1日中 商店街のアーケードの軒下で過ごしています。
さて本日は、
ゲストハウス縁の オーナー 姫野さんにアテンドしてもらい、商店街の物件を視察をしてきました。
物件視察の結果ですが…
現時点では「ここ、いいんじゃないかな?」という段階です。なので、これからその物件で用途変更やいろいろな制約をクリアできるか確認をして、費用面も含め自分たちの手でそこを回していけるのかを考えてから、ゴーサインを出していきます。
僕が描きたいゲストハウスは、そこを商店街内の”家”として学生や若者がシェアして住める居住区であり、そこに訪れれば誰かは居て一緒にのんびり過ごせる場所。
そして、そこで宿泊ゲストが来たときには、みんなでたわいもない会話を楽しみ、商店街の方々もお招きして一緒にご飯やお酒を楽しめる場所。
僕はそんな場所を通じて、この商店街のぬくもり、この場にあるチカラを後世に残していければいいなと思っているのであります。
ふと帰って来たくなるあったかい家を。
みんながそこで家族と呼べるような友人を作れるような家を。
作っていきたいと思うのであります。
たいぞうでした。
3日目 人のチカラ
こんばんわ。
今日も皆が寝静まった夜遅くに現れる たいぞうです。
ブログを始めた一昨日からたくさん方からメッセージやコメントを頂いています。
これは僕にとっては、本当に嬉しいことです。
何より僕がこの商店街でやりたいと思っていたことが「人の輪を紡いでいく」なので、実際に自分がこのようなご縁でたくさんの人と輪を作っていける、この毎日が楽しくて仕方ありません。
さて、本日は…
その人のチカラ、特に若者世代が持っているものについて書きたいことがあります。
先日からFaceBook等で記事を配信して、それをご覧になった方からたくさんのご連絡を頂いている中で感じることがあります。
それは、やはり若者のアンテナ(時に感受性とも言いますが。)は、とてつもなく不規則に、そして遠くまで張り巡らされているんだな ということです。
僕が頂いたメッセージの中には…
「なんだか記事を見た後に、とりあえずはメッセージを送りたくてご連絡しました!」だとか「記事を見ておもしろいなあと思って連絡しました!」とおっしゃってくれる学生や若い方がたくさんいます。
僕は、このような行動に移せることって、とっても素晴らしいことだと思うんです。
なぜかって…例えを用いると、皆さんは見ず知らずの人に通りで会って、いきなり話かけれますか?
お恥かしながら、僕はそこまでの勇気は出ないです。
しかし、僕にメッセージをくれた人は、知らない人(僕)にメッセージを送る時、それに似た障壁を越えて、気持ちを素直に伝えてくれのだと思っています。
そう考えると、僕は連絡をくれた方をとても大事にしたいし、是非ともお会いしてとことんお話をしてみたいと思うのです。
何でもご縁ですからね。
たいぞうでした。