10日目 朝風呂へ
こんばんわ。
そろそろ商店街に来てから一週間が過ぎて慣れきた、たいぞうです。
昨日の夜のこと。
いつもより少し早めにお店に帰ることができたので、せっかくだから今日はゆっくりお風呂に入ろうと準備をして街へ。
(いつもは帰宅が遅いので、銭湯へ行くにしてもバタバタしてしまうのです…)
僕の住んでいるところから銭湯までは、歩いて5〜6分くらい。
そこの銭湯はなんとも昔ながらの雰囲気が漂っていて、今でも番台さんが受付をしています。
湯船は1つだけですが、その銭湯全体がかもし出しているレトロ感がなんともたまりません。
そんなとっても良い銭湯にいつも僕は閉店間際に行き、バタバタとしてるので、
「やっと今日はゆっくりお風呂に入れるぞ」と少し嬉しい気持ちになっていました。
しかし銭湯に近づくにつれて、だんだん嫌な予感が…
そして銭湯の前に来た時に、初めて思い出しました。
「あ、今日、定休日だった。」
一応、もしかしたらドアが開いて
「休みだけど、どうぞ。」
とお風呂の神様が言ってくれるかなと思い、自動ドアの前まで。
5秒くらい念じてみましたが、やはり誰も出てきません。
「やっぱり神様も冬眠中か。」
と諦めて、お家に戻ることにしました…。
すると帰り道、ふと久しぶりに朝風呂をしようと思いついたのです。
ということで、朝とっても早起きをして学校の前に劔の湯で朝風呂をしてきました。
朝から天然温泉はとってもいいですね。
何と言っても、いつもと違う1日がそこから始まるみたいな気持ちになり、1日中とってもワクワクでした。
僕たちはお風呂に入ることで、もしかしたら昨日の自分から脱皮しているのかもしれません。
たいぞうでした。